今回は、サイベックスの大人気チャイルドシート「パラスG」について詳しくレビューし、その特徴や実際の使用感についての口コミをまとめてみました。
パラスGは、お腹の前のクッションのようなもので身体を守るインパクトシールドが特徴のチャイルドシートです。
五点式ベルトと違って、一瞬でチャイルドシートに乗せられるので、チャイルドシート嫌い・イヤイヤ期のお子さんにもストレスフリーと人気です!
特に気になる「子どもが抜け出すことがあるのか?」「どんなデメリットがあるの?」という点にも焦点を当ててご紹介します。
「子どもがチャイルドシートを嫌がる!」「抜け出せないチャイルドシートを探している」という方、ぜひ最後までご覧ください^^
約2年間使ってみて感じているパラスGのデメリットについても詳しく紹介します!
サイベックス チャイルドシート「パラスG」とは?
サイベックスは、ドイツ発の高品質なベビー用品メーカーで、その安全性とデザイン性で多くの親たちに支持されています。
サイベックスから出ている人気チャイルドシート パラスGは、『インパクトシールド』が装備された、15ヶ月から12歳まで長期間使用できるチャイルドシートです!
基本スペック
対象年齢 | 15ヶ月~12歳頃まで |
適応身長 | 76~150 cm |
適合規格 | UN R129/03 |
カラー | ムーンブラック / ラバグレー |
サイズ | 幅59.5cm 奥行40.5cm 高さ59cm |
重さ | 8.9kg |
固定方法 | チャイルドシート:ISOFIX+トップテザー固定 ジュニアシート:ISOFIX固定 または シートベルト固定 |
お手入れ | シート部分は30℃で手洗い可能 |
メーカー保証 | 3年 |
使用レビュー
我が家では娘が1歳半ごろに購入し、3歳になった現在もほぼ毎日使用しています!
初めて使用した時の様子から、現在の様子までの使用感をレビューしていきます!
正直感じるパラスGのデメリットも紹介します。
初めて乗った時の反応(1歳半)
事前にパラスGの口コミを読み漁ったところ、「最初は泣く」「お腹の前でのガッシャン(インパクトシールド)を怖がる」等のレビューが多くあったので、車に乗せる前にまずはお部屋のなかで練習してみました。
このときは怖がることなく「ブーブーのいす!」「のるー!」と喜んでいました♪
その後、実際に車に設置して乗せようとしたところ、「乗んない!」 笑
おもちゃやお菓子を渡して、なんとか乗ってくれて…1週間くらいでふつうに乗ってくれるようになりました。
近所へのおでかけ時はとくに拒否することもなく座っていられましたが、乗車時間が1時間とかになると、おとなしく座っていられず…泣きながら必死に抜け出そうとがんばっていました。
そして実際に抜け出せたのは、半年で5回ほど。
え!?抜け出せちゃうの?せっかく買ったのに・・・
【パラスGのここがデメリット】
小柄な娘(当時76cm/8kgくらい)は、ベルトを一番きつくしてもインパクトシールドと身体の間にスペースができてしまっていたので、片足ずつ器用に抜いていって、シートの上に立ち上がることができてしまいました><
チャイルドシート拒否期(2歳イヤイヤ期)
チャイルドシートだけでなく、すべてのものごとに対して『NO!!』だったイヤイヤ期…
乗せようとすると身体を仰け反ってものすごい力で拒否していたので、もうこの頃は最初からお菓子&タブレットを与えて乗せていました><
2歳では、どんなに泣き喚いても一度インパクトシールドを付けたら、もう抜け出すことはできなくなっていました。
インパクトシールドは腰の部分でバックルをガッシャンするだけなので、一瞬で乗車完了!これだけでも本当に買ってよかった…
現在の様子(3歳)
3歳になった現在は、自分でチャイルドシートに座って「ママ~ガッシャンして」と言ってくるようになりました。
お家にいるとお昼寝なしの日も増えてきましたが、チャイルドシートで寝るのはだいすきで、よくドライブ中にお昼寝しています♪
寝ても首カックンとならないのが最高◎
パラスGのメリット
約2年使ったいま感じているパラスGのメリットを紹介します。
メリット①乗る・降りるが楽になる
パラスGは、インパクトシールドによる固定なので、サイドのバックルをガシャンとすれば装着が完了します。
嫌がる子どもを押さえつけながら肩を通して腰ベルトと合わせて…という作業がないので付ける・外すもかなり楽になります!
メリット②子どもが嫌がらない
元々チャイルドシートが大嫌いだった娘ですが、パラスGに変えてから現在では全く嫌がらずに乗ってくれるようになり、眠くなると「お昼寝ブーブーで!」と言う日もあるほどです。
座り心地がよく本人が嫌がらない=親も安心して運転に集中できるようになり、パラスGに出会えてほんとによかった!と思っています。
メリット③大きくなっても使える
パラスGの対象年齢は、12歳までと長いので、途中でジュニアシートに買い替えする必要がありません。
3歳頃(~15kg・105cm)まではインパクトシールドを装着して使用、それ以降は車のシートベルトを使用します。
メリット④万が一の時に首への負担を軽減してくれる
インパクトシールドは、抜け出し防止だけでなく、首への負担も軽減してくれるので安心感があります!
5点式ベルトでの固定時と比べ、万が一の時、首への負担が40%軽減されます。
付けるのが楽になって、安全性も向上なんて最高ですよね◎運転に集中できます!
パラスGのデメリット
購入を考えている方は、デメリットもしっかり知っておきたいですよね!
約2年使ってみて感じているパラスGのデメリットを4つ紹介します。
デメリット①1歳半小柄な子は抜け出せる!?
うちの娘は成長曲線ぎりぎりの小柄だったので、1歳半ごろは、ベルトを一番きつくしてもインパクトシールドと身体の間にスペースができてしまい、片足ずつ器用に抜いていって、シートの上に立ち上がっていました。
→2歳になったらもう完全に抜け出すことはできなかったので、心配な場合は試乗するか、成長を待ってから購入するのが安心です◎
身長が伸びたら抜け出せなくなったので、今は全くデメリットとは感じていません。
デメリット②横幅が大きい
よくあるジュニアシートと比べると、パラスGはかなり大きくごついので、乗せる車によってはかなり圧迫感がありそうな点はデメリットかなと感じます。
左右サイドに、突起物?が付いていてその分幅が大きいと感じますが、実際は事故の衝撃から子どもを守ってくれるためのものです。
出典:楽天市場より
大きくてごつい!とデメリットに感じてしまうかもしれませんが、そのごつさが「安心感」にもつながっています!!
正直2台並べて置くとなかなかの圧迫感になりそう…
でも、【安心】には変えられない!
デメリット③食べ飲みがしずらい
お腹の前に大きいクッション(インパクトシールド)を抱えている感じなので、食べたり飲んだりはかなりしずらそうです。
3歳すぎてやっと、こぼさないよう気を付けながら食べ飲みできるようになったかな…
それでも、パンとか食べるとすぐお腹の上がパンくずだらけに…
インパクトシールド部分の洗濯は頻回です><
いくつか紹介しているデメリットのなかでは個人的に「ここが一番デメリット!」と感じている点なのですが、シートの取り外し・洗濯に関しては簡単なので、まぁ、まあしょうがないかーといったところ^^;
デメリット④夏は暑そう
真夏や、寝てしまった時など、背中によく汗をかいています!素材的に蒸れやすいという点もデメリットです(泣)
2024年の最新モデルでは、メッシュ素材に変わったので、汗っかきのお子さんは最新モデルが良さそうです!
うちも下の子が15ヶ月になったら、メッシュ素材のほうを購入する予定です♪
口コミまとめ
良い口コミ
・今まで座るのを反り返って嫌がってなかなか装着できませんでしたが、こちらのチャイルドシートは座面に座らせてしまえば諦めて腕を挙げてくれる。
・座面がリクライニングするので長時間でも快適にすごせる。
・がっちりホールドされるので全く抜ける心配がなく、座り心地も良いのか嫌がらず座ってくれ、安心して車に乗せることができました!
・設置が簡単で一人でも5分でできた。
悪い口コミ
・小さめの子どもだからかお腹のやつが大きいみたいで嫌がって泣いてしまう。
・小さめ1y7mは、顔がインパクトシールドに埋もれる感じになる。少し早すぎたかも…
・背中部分の蒸れがデメリットに感じている。
・取扱説明書がどこを探してもなくて、付け方など動画でみた。
説明書、実はシートの背面に隠れています!
わかりずらいですよね。我が家もYouTube見てから取り付けました◎
まとめ
サイベックスの大人気チャイルドシート「パラスG」の実体験レビュー・口コミを紹介しました!
・抜ける心配がなく安心して車に乗せられる
・インパクトシールドによる固定が安心感ある!
・拒否されてもガッチャンするだけなので楽!
これらの声が多くみられました◎特にイヤイヤ期のお子さんにおすすめできるチャイルドシートです。
ただし、デメリットとして
・生後15ヶ月以降でも、小柄な子は埋もれるかも との意見も。
小柄なお子さんは月齢だけでなく身長・体重も確認し、一度試乗してみると安心と思います!
パラスGのデメリットもしっかり確認していただいたうえで、「車に乗るたびにのけぞる」「チャイルドシート拒否で悩んでいる」という方へ少しでも参考になりますように^^*
最後までお読みいただきありがとうございました。