多くのママパパを悩ませる“歯磨きイヤイヤ期”。
「口を開けてくれない」「逃げ回る」「毎晩バトル…」そんなお悩みを抱えるママ・パパは多いのではないでしょうか?
我が家も例にもれず、娘が1歳のころは毎晩歯磨きを嫌がって大変でした。
そこで、少しでも楽しくスムーズに歯磨きができるようにと、さまざまなグッズや工夫を試してきました。
今回は、実際に使ってよかった「歯磨きイヤイヤ対策グッズ」やポイントを6つご紹介します。
1歳2歳ごろのお子さんにぴったりのアイテムばかりなので、ぜひチェックしてみてくださいね♪
歯磨きが楽しくなる!おすすめ絵本
「歯磨きイヤイヤ期」の対策として、まず取り入れたいのが“歯磨き絵本”。
絵と言葉で楽しく伝えられるので、歯磨きに苦手意識がある子にもスッと入りやすく、親子で楽しみながら習慣づけできます。
0歳~2歳ごろの、まだ言葉での説明だけでは理解が難しい時期にぴったりです♪
『はみがきれっしゃ しゅっぱつしんこう!』(くぼまちこ・アリス館)
→ 歯ブラシが電車になって、お口の中を楽しくお掃除してくれるお話。
電車好きの子には特におすすめ!娘はこれを読んだあと、「歯磨き=遊び」になり、逃げる回数が減りました。
『ノンタンはみがきはーみー』(偕成社)
→人気のノンタンシリーズ。
リズミカルな言葉とかわいい表情で、歯磨きを自然とマネしたくなる一冊です。
まだ歯磨きに慣れていない0歳〜2歳前半にぴったりです!
『音としかけのしつけえほん はみがき できるかな?』(三起商行)
ボタンを押すと、シャカシャカシャカシャカ・ジャーと音がなる楽しい絵本。
歯磨き中に流す用の音楽も鳴るので、0歳のころからかなり重宝しています♪


導入にぴったりな絵本だけど、これらを読んだから毎日磨くようになる!というわけではなかったよ(笑)
歯磨きタイムの合図に♪歯磨きソング
歯磨きの時間を遊び感覚に変えるには、やっぱり歌が効果的!
歯磨きソングを“歯磨きタイムの合図”にするのもおすすめです^^
定番の歯磨きソング
- 「はみがきじょうずかな」(NHK『おかあさんといっしょ』)
- 「ムシバイキンたいそう~はみがきのうた、そのときバイキンは?~」(東京ハイジ)
スマホやテレビ、アレクサにかけてもらって一緒に歌うのもいいですよね♪



3歳にもなると、「アレクサ~はみがきの歌かけて」などと言うように(笑)
子どもが自ら磨きたくなる!歯磨き粉
歯磨き粉の「味」や「見た目」によっても、子どものやる気は大きく変わります!
1歳2歳向けには、飲み込んでも安心なフッ素入りのジェルタイプや泡タイプがおすすめです。
- 【ピジョン】ジェル状歯みがき
- 【コンビ】テテオ 歯みがきサポート 新習慣ジェル
- 【ライオン】チェックアップ コドモ ジェル
1【ピジョン】ジェル状歯みがき





我が家でも最初に使ったのはこれ。甘い香りに子どもも嫌がらない!
2【コンビ】テテオ 歯みがきサポート新習慣ジェル





フッ素とキシリトール配合で安心◎
3【ライオン】チェックアップジェル





フッ素濃度も高め(950ppm)なので、虫歯予防も!
色々試して、今は1年くらい【チェックアップジェル】のピーチを使っているよ◎
我が家では違う味を2つ用意し、“今日はどっちの味にする?”と選ばせてあげると、自分から磨いてくれるようになりました。
歯みがきのご褒美に!フッ素タブレット
「磨けたらご褒美ね!」そんなプチご褒美にぴったりなのが、キシリトール入りのフッ素タブレット。
お菓子感覚で食べられて、虫歯予防にもなる一石二鳥アイテムです。
- 【ピジョン】タブレットUキシリトール+フッ素
- 【Combi】歯みがきごほうびタブレット
- 【ChuChu】L8020乳酸菌タブレット
1【ピジョン】タブレットUキシリトール+フッ素





アレルゲン不使用でうちの子も食べられるタブレット!
味も豊富で子どもが喜ぶ&ママも安心してあげられるよ◎
2【Combi】歯みがきごほうびタブレット



フッ素+キシリトールに加え、カルシウムも摂れるタブレット!
お得な90粒入りもあるから続けやすいのも嬉しい
3【ChuChu】L8020乳酸菌タブレット





L8020乳酸菌(虫歯になったことのない人のお口から発見されたヒト由来の乳酸菌)入りのタブレット
フッ素&キシリトール入りタブレットは、外食時など歯磨きができないときも重宝しています!
歯磨き後の“ごほうびタイム”を楽しみにしてくれるようになり、スムーズに歯磨きが終わるようになりました。



我が家の1歳、タブレットの袋を歯磨き中ずっと握りしめてるよ(笑)
子どもの手にフィット!1歳児も握りやすい歯ブラシ



1歳児にも、「自分で持って磨く」習慣を身に着けさせたいなぁ
小さな手でも持ちやすく、力を入れすぎない工夫がされている歯ブラシは、イヤイヤを減らす鍵になります!
- 【スケーター】歯磨き習慣を身につける乳歯ブラシ
- 【リッチェル】トライ 奥歯ピカピカベビーハブラシ
1【スケーター】歯磨き習慣を身につける乳歯ブラシ





安全プレート付きなので、1歳の子も自分で持って歯磨きできるよ◎
スケーターの歯ブラシはキャラクターの種類もたくさんあるので、選ぶのも楽しいですよね♪
2【リッチェル】トライ 奥歯ピカピカベビーハブラシ





キャラ物ではないけど、デザインがめちゃくちゃかわいい
このシリーズは安全プレートもかわいいから気になって外してました(泣)
歯磨き中の姿勢も大事!おすすめひざのせスタイル
歯磨き中の姿勢も、イヤイヤを減らす重要ポイント。
我が家では「ひざのせスタイル」に変えてから、子どもが安心して口を開けてくれるようになりました。



というより寝ころびスタイルが嫌すぎてすぐに逃げるから、捕まえて膝に乗せたらなんとかいけた!(笑)
- 大人が床に座る
- 「おいで~」とタブレットをちらつかせながら呼び寄せる
- 子どもはタブレットの袋を持ちながら大人の膝に座る
- 大人は左手で子どもを支えながら右手で歯ブラシを持って磨く
寝ころびスタイルで「泣く暴れる逃げる」子はぜひ試してみて下さいね
まとめ|歯磨きイヤイヤ期も焦らず“楽しい習慣”に
歯磨きイヤイヤ期は、多くの家庭で直面する大きな壁。
我が家も毎晩のように「逃げる→追いかける→泣く→なんとか磨く…」の繰り返しで、心が折れそうな日もありました。
でも、今回ご紹介したような便利グッズを取り入れることで、だんだんと逃げる回数が減ってきました。
ポイントは、無理やりやらせるのではなく、“楽しく・自分からやりたくなる工夫”を取り入れること。
絵本や歌で導入し、ごほうびのタブレットやお気に入りの歯ブラシを活用しながら、少しずつ“歯磨き=楽しい”というイメージを育てていけたら理想的です。
とはいえ、毎日うまくいくわけではありませんよね。
そんなときは「今日はちょっとだけでもできたね!」と、親子でポジティブな気持ちを共有することも大切です。
成長とともに、少しずつ上手に磨けるようになっていくものなので、焦らず、親子のペースで取り組んでいきましょう◎
イヤイヤ期を乗り越えるきっかけになれたら嬉しいです。
あなたのご家庭にもぴったりなグッズが見つかりますように!